ストレスは解消するより「ためない」が正解|一人社長が実践できる仕組みづくり

一人で会社やお店を経営していると、一人で気楽だという面もある一方で、悩み事については全て一人で抱え込むような形になります。

その悩み事についてのストレスの発散として、お酒の量が増えたり、またギャンブルなどに走ってしまうような経営者というのは昔から多くいます。

ですので、ストレスを解消するというのも大切なのかもしれませんが、最も重要視すべきなのは、ストレス自体をためないということではないでしょうか?

目次

お金の不安を無くす

経営をする上で最も大きな悩みは、何と言ってもお金の問題ではないでしょうか?

手元のキャッシュが多くあれば、ほとんどの経営の問題は解決できます。

逆に手元のキャッシュが少なければ、選択し得る手段が限定されることとなり、後手後手に回る経営を強いられる原因となります。

野球で言えば、ノーストライクのときは余裕をもって見逃すクソボールでも、追い込まれたツーストライクの状態では、つい手が出てしまいます。追い込まれると冷静な判断ができません。

経営も同じで、キャッシュが少ない、追い込まれた状態になると、クソみたいな仕事案件についてを出してしまいます。

クソみたいな仕事案件というのは、そもそも利益がほとんど出ない仕事だったり、手間のかかる割には利益がほとんど出ないというような仕事です。本来であれば見逃すべき仕事です。

キャッシュフローの改善はなかなか難しいものもありますが、手元のキャッシュを分厚くすることで解決できる問題というのは多いです。

コントロールできることとできないことを分けて考える

世の中の景気、取引先の相手の感情などはコントロールできません。

一方で、自分の行動であったり、考え方というのはコントロールできます。

取引先との考え方の相違により、取引量が減ったり、場合によっては取引がなくなってしまうということは、経営を長年していれば必ず出てくる話です。

取引先の相手に合わせるというのは、ある程度は必要かと思いますが、かといって過度に対応を相手に合わせすぎるということは、結局のところ自分の首を絞めることとなり、自分が疲れてしまいます。

取引先と合わない、または以前は意見が合っていたけれども、意見が合わなくなってきたと感じるようでしたら、その取引先とは距離を取ったり、場合によっては取引を止めるということも必要です。

苦手なことをしない

自分が苦手なことをするときは、取り組んでいる時間も大幅にかかりますし、また苦手なことなので、その作業が終わったときにはとても疲れている状態になっています。

逆に自分が得意なことをするときは、取り組む時間は少なくなりますし、また自分の好きなことなので、その作業が終わったときにも疲れはそれほどたまりません。

例えば、現場のお仕事をされるような方は、事務作業やデスクワークは苦手という方が多いように思います。

自分の苦手な作業は外部へ依頼し、自分の得意なこと、好きなことに集中するというのが良いです。

他人と比較しない

SNSなどで同業他社が活躍する姿を見ることがあるかと思いますが、SNSは瞬間最大風速が出ているその一瞬を切り取っているだけであって、実はそれ以外の時間は大したことがないというケースが多いです。

あるいは実際は会社が火の車であるが、あたかも儲かっているかのように高級外車を乗り回したり、夜のお店で羽振りのいいお金の使い方をSNSに上げて、儲かっているアピールをしている方というのも数多くいらっしゃいます。

SNSには良い面もありますが、悪い面もあります。

経営は長丁場ですので、結局のところは自己との勝負です。

自分の会社が去年より良くなったかどうか、先月と比べてどうか、あくまでも比較するのは相手ではなく過去の自分です。

体のケアが土台

最近はようやく睡眠の重要性を唱える方が増えるようになってきました。

しかしながら、いまだに徹夜で仕事した、睡眠時間を削って仕事をしたというようなことをおっしゃっている方もいます。

睡眠が不足している状態は、お酒を飲んで泥酔している状態と同じ判断力にあると言われています。

寝るには体力がいりますので、長い時間寝れないという方は、まずは体力をつけるところからのスタートです。

何時間ぐらい睡眠をとればいいのかということですが、多少個人差はあるかと思いますが、平均して7時間から8時間は必要です。

ちなみに、睡眠学者が自称ショートスリーパーの98%は嘘という話をしています。

7時間の睡眠時間が取れていないという方は、睡眠時間が間違いなく不足しているので要注意です。

余談ですが、私自身については、税理士試験の受験生時代は、平均の睡眠時間が6時間から5時間ほどでした。

当時は花粉症と片頭痛に悩まされることがあったり、日中に眠くなることが多かったです。

今は7時間半から8時間寝ていますので、花粉症と片頭痛はすっかり治りましたし、日中に眠くなるということはほとんどありません。

夜の睡眠時間が十分に確保できないという方は、昼寝が良いです。

昼寝はすでに多くの企業が積極的に取り入れています。昼寝は小さい子供や老人だけがするものではありません。

完璧主義を手放す

仕事をしていれば、間違いやミスというのは必ずあります。

取り返しのつかない間違いやミスというのは防ぐ必要がありますが、日常業務のちょっとした間違いやミスというのは、少し言葉に語弊があるかもしれませんが、ある一定の確率で起こるのは仕方がないというふうに割り切って良いかと思います。

ミスや間違いを減らす工夫であったり、仕組みを作るというのは大切ですが、ミスや間違いに過剰に反応するのも、ストレスをためる原因となります。

常に100点満点を目指すというよりは、80点、85点ぐらいをキープするぐらいの感覚で良いのではないでしょうか?

まとめ

経営は長丁場です。

ストレスの溜まる原因を少しずつ排除することが、この長丁場の経営をするための秘訣の1つではないかと思います。

皆さんはストレスをためないように心がけていることはありますか?

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この記事を書いた人

竹岡良晃税理士。売上アップのパーソナルトレーナー税理士。中小企業の経営問題について、傾聴力を駆使して問題解決をサポートする活動を行っている。

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