クレジットカードの経費計上の日付はいつの日付で計上?

クレジットカードの経費計上日の日付をいつにするか?

原則的にはカードを使った日で計上する方法です。発生主義による費用認識です。

簡便的には支払日で計上する方法です。現金主義による費用認識です。

それぞれのメリットとデメリットを説明したうえで、最後に実務的にはどうするのが良いのか?を解説いたします。

目次

カードを使った日で計上する方法のメリット、デメリット

カードを使った日=実際に買い物をした日に経費計上するのが本来の正しい経理処理です。

経費の発生日が正確なので、会計上の利益計算が正しく実施される点はメリットと言えます。

クレジットカードの決裁日は末締めの翌月払いなどですので、クレジットカードの未払金残高が常に残ります。

試算表のクレジットカードの未払金の発生と解消が正しくできているか?がパッと見でよく分かりません。

この点はカード使用日で未払計上するデメリットと言えます。

支払日で計上する方法のメリット、デメリット

簡便的に支払日で計上する方法のメリットは、処理が分かりやすいという点です。

支払日ごとに未払金が発生し、同日に決済による支払いにより未払金がゼロになります。

未払金の発生と解消が分かりやすい処理です。

一方で、簡便的に支払日で計上するため、正確な月次損益の計算ができていないという点はデメリットです。

ただし、毎月の諸経費は大体同じような支払金額になります。

電話代や消耗品費など、多少の上下はあるものの、だいたい毎月の使用額は変わりません。

経費については、収益との期間対応が求められていますので、簡便的な支払日計上でも大きな問題にはなりにくいと考えられます。

原則的なカード支払日での処理が望ましいケース

材料費などの仕入をクレジットカードで購入しているようなケースでは、原則的なカード支払日での処理が望ましいです。

特に仕入金額が大きい場合、収益との直接的な対応関係が取れているか?は重要なチェックポイントとなります。

法人であれば概況書、個人事業主であれば決算書2枚目にそれぞれ毎月の売上と仕入の金額を記載します。

この時に毎月の売上と仕入の金額がしっかりと対応しているのが本来の処理です。

クレジットカードの経理処理で少し困ること

クレジットカードの明細を見ていただければ分かるかと思いますが、支払先によって、締切の日がちょっとズレるケースがあります。

具体的には私が使っている楽天カードについてですが、

5/27支払いであれば、基本的には4月(4/1から4/30まで)のカード利用の合計額となります。

ところが、明細をよく見ると、一部3月利用のものが含まれています。

私の場合であれば、ETCとガソリン代、そして置き薬代です。

利用店舗ごとに締めが違うのでしょうか?

厳密にカード利用日で処理するのであれば、一旦締めた3月分の月次処理を再度追加訂正することになります。

毎月一旦締めたの月次処理を追加訂正するのは、実務上とても手間が掛かります。

一部締め切りが遅い経費までを正確に処理することによる損益への影響はそれほど大きくないかと思います。

ですので、簡便的にカード支払日で一気に経費処理するというのが実務では多いかと思います。

ただし、決算月については、きっちりとカード明細を見て未払金計上をして欲しいところです。

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この記事を書いた人

竹岡良晃税理士。売上アップのパーソナルトレーナー税理士。中小企業の経営問題について、傾聴力を駆使して問題解決をサポートする活動を行っている。

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