財表の理論問題、特に本試験では、あるカテゴリー(固定資産や金融資産など)について、問1から問2、問3と流れがあるケースがほとんどです。模試の問題も流れを意識して作成されています。
例えば、金融資産について、問1で金融資産の意義、問2でその特徴、問3で他の資産との相違点という様な感じです。
上記の様な問題であれば、テキストの暗記する部分(大原であれば赤文字部分)に載っている事を書けば良い訳ですが、重要な事は、その暗記する文章が一体何を意味するのかを理解しておく必要があるという事です。
問題を見ても解答が浮かばず、模範解答と見て、「そこを書けば良かったのか!折角覚えてた部分なのに‥」と思う事はありませんか?
大原の理サブ(水色の小本)で言えば、右ページの暗記する赤文字部分が何を意味するかは、隣の左ページの問題文の部分になります。必ず左ページの問題文と右ページの暗記部分をセットで暗記してください。
この理サブの問題文は、ほとんどが意義、特徴、他資産との関係の流れになっているはずです。本試験で何を問われているか分からない問題が出てきた場合は、理サブの流れを思い出して考えると、解答すべき箇所が見えてくるかもしれません。
それでも解答が浮かばない場合は、その問題はB又はCランクなので、他の理論と計算を解いて、時間が余った場合のみ解答しましょう。