本日は2026年3月11日、確定申告シーズンもあと数日となりました。
まさか、まだ集計を必死にしている方、いませんよね??
この申告期限間際になって、まだ必死に集計しているというのは、確定申告の時期に一気に処理するのが難しくなっている証拠です。
今回は、経理処理の頻度を年1回から毎月に切り替えるタイミングについてのお話です。
申告期限間際になって、まだ必死に集計している
冒頭でも書きましたが、申告期限間際になって、まだ必死に集計しているというのは、確定申告の時期に一気に処理するのが難しくなっている証拠です。
確定申告の処理をいつから手を付けていたか?にもよりますが、丸一日(6時間ぐらい)作業して、全然集計が終わらないのであれば、そろそろ毎月経理処理をした方が良いタイミングです。
この「丸一日、6時間ぐらい」という時間は、私自身の体感によるものです。
エクセルやCSVデータの活用、会計ソフトの有無によって多少誤差はあるものの、丸一日6時間かけて終わらない集計というのは、現在私が関わっている仕事では、まず無いかなぁという感覚です。
経理処理に慣れていない方であっても、6時間かけて集計して、それでも全然終わらないというのは、明らかに毎月処理するボリュームということです。
エクセルのCSVデータを利用したい場合
エクセルのCSVデータを利用する場合が、なぜ年一回の処理ではダメなのか?
銀行などのシステムによってマチマチなのですが、とある銀行預金のエクセルCSVデータは、最大半年間までしか遡って作成できないということがありました。
ですので、集計や加工に便利なCSVデータですが、利用する場合は年一回の処理は避けるべきです。
せっかくCSVデータを使える環境下にあったのに、楽してまとめて処理する方を選択した結果、かえって面倒なことになってしまった・・・非常に勿体ないです!
単式簿記から複式簿記への切り替え時
損益計算書だけ作成の単式簿記から、貸借対照表も作成する複式簿記を作成することになれば、必然的に会計ソフトを使うことになります。
この段階になると、売上や経費の数字がそれなりの金額となり、同時に処理工数も増えてきているはずです。
会計ソフトは便利な機能もありますが、入力手順やデータ取り込みなどの使い方をマスターするには、年一回だけ会計ソフトに触れるだけでは覚えることが難しいです。
会計ソフトを使いこなすことができれば、全体の作業時間も減りますので、定期的に会計ソフトに触れる機会を設けましょう。
税理士から顧問契約への切り替えを勧められた
税理士から顧問契約への切り替えを勧められた場合は、明らかに処理工数が年一回のボリュームを超えているという状況です。
それなりの規模の事業になっているということなので、顧問料は増えますが、毎月きっちりと経理処理を固めて、その情報を経営に活かしていく方向に持っていく方が、事業が伸びます。
納税額が増えてきた
納税額が増えてきたと感じるラインは人それぞれかと思いますが、
各個人で「結構税金が出てきたなぁ」という時点で、年一回の処理から毎月処理に切り替えるタイミングです。
無理のない範囲での節税であったり、売上と経費のバランスなどを随時検討していく段階かと思います。
また、納税資金の準備については、すぐに準備が難しいです。
特に消費税については、年末に慌てて対策というのが難しい税目です。
日頃から経理処理をして、「今、納税予定額がどれくらいか?」の把握はしておきましょう。
まとめ
私自身の事務所の会計処理については、毎日随時処理していますので、月次処理は15分程度あれば終わります。
1人事務所でお金の出入りが少ない業種ですが、それでも年間仕訳数は令和7年分で782仕訳でした。
1,000仕訳もありません。
これを年一回で処理できるか?できなくはないけど、12ヶ月分まとめてやると結構大変かと思います。
ですので、基本的にはどんな小さな個人商店であったとしても、副業ではなく本業でやっている方であれば、
基本的には経理処理は毎月処理する、できれば随時処理するというのが、望ましいです。
たとえ、税理士に依頼するのは年一回だけだとしても、ご自身の経理処理は毎月必ず処理した方が良いです。
特に、今回令和7年分の確定申告を丸々一年間処理して、大変だった!という方は、今年(令和8年分)から経理処理をする頻度を見直す良い機会です。
そろそろ、毎月経理処理をする習慣を付けませんか?
