同業者の税理士や他士業の方から「本当に手作りWordPressのHPからの集客はできるのか？」という質問を受けます。件数自体は少ないですが、本当に集客できますというのが私の回答です。
一般的にはHPなどのWeb広告については、専門家にそれなりの料金を払って作らないと効果が出ないという認識だと思います。税理士業に関しても専門家に依頼した方が効果は出やすいとは思います。
ただ我々税理士業の依頼というのは、今日明日必要だから買うというものではありません。特に顧問税理士の場合は今後数十年のお付き合いになる可能性もありますので、依頼側はかなり慎重に選びます。
先ほど専門家に依頼した方が効果が出やすいと書いたのと矛盾しますが、税理士業というサービスの特性上、Web専門家が制作した小奇麗なHPやWebライターが考えた耳障りのよい税理士事務所の紹介文などは、はっきり言ってあまり効果が無いと思います。（決してWebの専門家の仕事を否定しているわけではありません。HPの見た目も重要であるのも事実です。元の原文は税理士自身が考える必要があるということです。）
古いボロボロの事務所なのに、他社の綺麗な社内写真を載せる。税理士自身で考えていない文章をそのまま事務所紹介文へ載せる。依頼者側から見るとどのような印象を受けるでしょうか？HPを見てよい印象だったのに、実際に面談に来たらイメージと違うと思うはずです。
一方で私のWordPressのHPは全て私自身が制作し、文章も私が直接入力しています。写真も事務所のありのままを撮影しています。（撮影前にほんの少しだけ書類を避けたりする程度です。）
HP経由で面談した方と話をしても、HPの印象のままという感想を皆さん仰ります。他士業の先生からも、HPに竹岡さんの性格などがそのまま反映されているというコメントをいただきました。
ですので、まだまだHP経由の面談というのは数少ないですが、依頼者側の竹岡に対するギャップがほぼありません。実際に
「（依頼を）受けるかどうかは竹岡さん次第です」
「（顧問税理士として）頼むなら竹岡さんかなぁと思って（面談に）来ました」
というコメントをいただいています。非常にありがたい話です。
これも自分のHPに嘘偽りない内容を載せているからだと思います。若干盛っていますが、決して嘘は書いていません。
最近のInstagramなどのSNSでも、盛らない普段のありのままの写真を載せるのが流行っているようです。税理士業のHPも同じではないでしょうか？
メッキは必ず剥がれる。というか背伸びするのもしんどいですので、これからも私はありのままでこのHPの更新を続けていこうと思います。
