本日は2021年3月23日です。確定申告シーズンが終わり(今年はコロナの影響で申告期限は延長されていますが)、会計事務所に勤務しながら税理士試験勉強をされている方は、そろそろ本試験に向けて本格的に勉強に取り組む時期だと思います。本日は試験中の緊張について書こうと思います。
税理士試験の試験中に緊張しない受験生はおそらくいないと思います。緊張の度合いは人それぞれですが、受験生全員が緊張する状態で問題を解くことになります。本試験においては、緊張することを受け入れるしかないと思います。
「……目に見えないプレッシャーのある中で、どこまで自動化した動きになれるかだと思う。……」
この言葉は、陸上の高野進さん(400M日本記録保持者)が末續慎吾さん(2003年世界陸上パリ大会200M銅メダリスト)に掛けた言葉です。(厳密には世界陸上のTV中継中に実況アナウンサーが紹介した言葉です。)
自動化した動き……税理士試験では「キーワードに反射的に反応する」「手が勝手に動く」「理論が次々と思い出せる」様な状態のことではないでしょうか?
この自動化した動きを本試験会場でするには、結局は日々の勉強を積み重ねるしかないと思います。問題の解き方や手順を固定する、毎回同じ図を書く、語呂合わせを使う、メモ書きを工夫する……本試験でも自習時と全く同じ解き方が出来るように、毎日練習するしかないと思います。