同じ分野の本を3冊読むと、「3冊ともに同じ内容が書かれていること」は大変重要な事です。また、本によって多少違うスタンスで書かれていることについては、その著者ごとに違った考えが書かれているということです。ですので、それぞれの考えの違いを理解したうえで、自分は「こう思う」という意見を持てば良いと思います。
もちろん4冊5冊・・・・と沢山の書籍を読めばいいのですが、最初はその分野の内容自体を自分が理解できていません。予備知識がない状態で何冊も読んでも情報が多過ぎて消化不良になります。
また1冊だけだとその著者の意見だけを見ることになりますので、ケースによってはやや偏った意見になっている可能性もあります。ということでちょうど間を取って、「まずは3冊読んでみる」ということです。
これは論文を書いたときにやっていた方法ですが、日常生活の中でも応用できます。ネットの記事でも同じです。1つの記事ではなくて、まずは3つぐらい見てから考えます。
書籍の場合は1冊だけ読むよりも、3冊読む方がお金も時間も掛かりますが、より深く理解できます。