本日は元メジャーリーガー投手の長谷川滋利氏が著書の中で論じられていた長谷川氏自身の思考法について書こうと思います。
長谷川氏は自身の著書『チャンスに勝つピンチで負けない自分管理術』の中で、メジャーリーガーとして野球をする環境において、あらゆるものは「コントロールできないもの」と、「コントロールできるもの」の2種類に分かれると述べられています。以下にその一例を記載します。
コントロールできないもの=登板日、天候、その日にチームメイトが取ってくれる点数、登板と降板のタイミング、所属チーム
コントロールできるもの=自分自身の投球フォーム、次に投げる球種の選択、試合中の心拍数、打たれた直後のメンタル、体のコンディション調整
当たり前の話ですが、年俸数億円も稼ぐメジャーリーガーであっても、コントロールできないものが多くあり、自分の調子が悪いとき日にも登板日が回ってきます。味方が全然点数を取ってくれない日もあります。所属チームも自分の好きな球団に所属できるとは限りません、シーズン中の電撃トレードもあります。
長谷川氏はコントロールできないものを色々考えるよりも、コントロールできるものを自分でコントロールして、より良い成果を上げることに集中すべきと述べられています。
私自身もこの投稿を書いている最中に、コントロールできないものにイライラしても仕方がないなぁと改めて感じました。皆さんもコントロールできないものにイライラしていませんか?