元メジャーリーガーの長谷川滋利氏が著書の中で次のような言葉を書かれています。(正確な言葉は覚えていませんがこのようなニュアンスのことを述べられていました。)
ビジネスマンはもっと体調管理に気をつけた方がいい、野球人はもっと頭を使った方がいい。
本が書かれたのは今から20年以上前です。今でこそスポーツ選手に限らずビジネスマンでも体の管理に気を使う人が増えてきましたが、当時はこのように考える人はほとんど居なかったと思います。
野球選手は体調管理がそのまま仕事である野球の結果に現れます。
著者の冒頭でアメリカでの長谷川氏の食事のシーンが書かれていますが、長谷川氏が氷が入ったミネラルウォーターに手を付けなかったという話が大変印象的でした。
水自体はミネラルウォーターで問題無くても、氷は水道水から作られているので、氷入りのミネラルウォーターを飲むことで、アメリカの水道水を飲むこととなり、お腹を壊す可能性があるから長谷川氏はその氷水を飲まなかったという内容でした。
長谷川氏は著書の中で、暴飲暴食をしない、深酒をしない、しっかり睡眠時間を取るなど当たり前の話ですが、スポーツ選手以外の一般人も気をつけないといけない重要なことを述べています。
近年では、睡眠不足の状態は飲酒している状態と同じ判断能力になってしまっているというデータもあります。
健康ブームや働き方改革で年々健康で働くことに注目が集まってきていますが、世間一般的にはまだまだ改善されていないと思います。
私も年齢が40歳になり体力気力が20代の頃に比べて随分と落ちたと実感しています。
1日でも長く健康で仕事ができるように、無理な働き方をしないように職場環境を整えていきたいと思います。