「成果を出すためには、なぜ1点集中なのか?」、私個人としての答えは「諦めて次に進むため」です。1点集中した結果、成果が出なかった場合の言い訳を無くすということが大切だと思います。
これが2つを掛け持ちしているとなると、「今回は2つ掛け持ちで時間と労力が分散されてたから成果がでなかっただけ、1点集中すれば次はいけるのでは?」という結論になるのがオチです・・・・それなら最初から1点集中した方が少ない時間で結果が出たはずです。最初の2つ掛け持ちしていた時間と労力がムダです。
冒頭に書いた「諦めて次に進むため」というのは、改善策を練って再チャレンジするというケースも含みます。少なくとも前回と同じ内容で再度チャレンジするということだけはしないという意味です。1点集中した結果、結果が出なければ、同じ内容で再度チャレンジしても同じ結果(成果が出ない)になることは明白だからです。
今回この話を書いたのは、Twitter(X)で税理士受験の直前期の受験生のツイートを見かけたからです。受験科目を掛け持ちして結果が出なかった、これ私の受験生時代の失敗そのものです。複数科目受験で全敗した翌年に1科目に絞った結果、合格しています。
ご自身で大谷選手レベルの自己管理ができる方は、ほとんどいないと思います。掛け持ちをすることで相乗効果が出るようなケース以外は、まずは1点集中!で成果を出す、成果を出せたら自信を持って次に進む、これしかないと思います。