先日2024年11月29日は税理士試験の合格発表日でした。私が最後の試験を受けてから、もう4年が経過したということですね・・・・早いものですね。
今年は財表の合格率が8%という衝撃もありました。税理士試験の受験人数を増やす・・・という目標はどこへ行ったのでしょうか?本当に受験者数を増やしたいのなら、会計科目は常に30%ぐらいの合格率でいいと思うのですが。「合格点数60点」と明記されている部分が何らかの制約になっているのでしょうか?
さておき、冒頭にも書いた通り、自分の最後の試験から4年が経過したということもあって、年々税理士試験への関心度が薄れていると自分でも思います。今年の国徴の問題も(ブログのネタの為に)一応はザッと確認しましたが、来年はどうしているでしょうね?(と言いながらまた来年も確認しているかもしれませんが。)
税理士試験の受験時代の頃を振り返ることもありますが、一番思うのは、受験勉強というのは、あくまでも自分本位であって他人の為になっていないという事です。実務の勉強は他人の役に立つ(お客さんのため)ので、感謝され、更に報酬としてお金を頂けます。
この差はめちゃくちゃデカいと思います!
模試のA社の税金をいくら計算しても0円です。なぜなら、先ほども書いた通り、他人の役に立っていないから。お客さんのためではなく自分のため(試験に受かるため)に計算しているだけだから。
はっきり言えば、受験勉強は金銭的な価値が無いということです。このように書くを怒る受験生もいると思いますが、純然たる事実です。(ただし、将来のメシの種であり、金銭的な部分以外の価値があるとは思いますが。)
世の中、お金だけで物事を測ることはできませんが、報酬が貰えるかどうか?の差は大きいと思います。
所詮試験はペーパーテストであり、大切なのは実務だと個人的には思います。専門学校で体系的に税法を勉強するのはいいのですが、2年も勉強すれば十分だと思います。サッサと資格を取って実務の勉強に進んだ方がいいと思います。