この時期の確定申告のみのお客さんにも随時料金値上げのお知らせをしています。
大半のお客さんからは了解をいただいていますが、中には厳しいご意見をいただくこともあります。
その厳しいご意見に対しては、相手の意見は尊重しつつも、値段の据え置きという選択肢は私の中にはありません。ですので、場合によっては申告のお手伝いはできなくなることになります。
もちろん「こちらの手間を減らす代わりに~」「直接の面談は無しにする代わりに~」等々の条件変更で料金の上げ幅を調整することは可能ですが、基本的には「前年以前と同じ内容なら値上げします」というスタンスです。
皆さんご存じの通り、全てのモノの料金が値上がりしています。
その中で「値上げをしない」という選択肢は「自分から理由もなく値下げをしている」のと同じ状態です。
モノやサービスによっての値上げ率は様々ですが、自社の料金値上げを選択してようやく現状維持、です。
数年前までは考えられない状態ですが、値上げに対して否定的な意見を持つ方は、一刻も早くこのインフレ局面になっていることを認識する必要があります。
未だにデフレ時代の考え方、マインドからの転換ができていない方は要注意です。間違いなくジリ貧の状態に陥ります。