先日とあるテレビで、風力発電の風車を保守点検する仕事が紹介されていました。
地上80メートルの高所でロープ一本にぶら下がって作業する仕事です。この様な仕事するうえで必要な資格を「特殊高所技術」というそうです。
取材日の作業時間は8時間で、昼ご飯はそのまま空中で食べて、トイレは地上に降りる夕方まで我慢するそうです。もちろん風が吹けば、体は空中で大きく揺さぶられます。
私は高所が苦手、長時間のトイレ我慢も苦手ですので、この様な仕事はまず適正がないと思います。高所での危険な作業をされている職人には、ただただ頭が下がる思いです。
トイレで思い出しましたが、もう15年ほど前の話です。私が以前に勤めていた会計事務所の先輩から、「訪問先でトイレに行きたくなったら、我慢せずにトイレに行けよ。すっきりした状態で落ち着いて仕事をした方が能率も上がる。」とアドバイスされました。
人によっては訪問先でトイレを借りるなんて……と思う方もおられるかもしれませんが、トイレを我慢し続けるのは精神衛生上良くありません。このアドバイスを聞いてからは、外回り中のトイレの心配はそれ程気にならなくなりました。
余談ですが、先日新幹線の運転手がトイレに行くため、運転席を数分間離れたということでニュースになっていました。
このニュースを見て、真っ先に思ったのは、勿論
「私には新幹線の運転手の適正が無い。」
という事でした。