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新規面談時、税理士へのNGワード

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2025年も残すところあと数日となりました。年明けからは確定申告業務が本格的に始まります。

私の事務所でもこの1年間で確定申告のご相談を何件もいただきました。

きちんと対応くださる方とは契約へ話を進めた一方で、あまり印象の良くない方については、悪いですがこちらからお断りしました。(というか面談を実施しませんでした。)

税理士ごとに嫌なことは様々だと思いますが、今回は新規面談時に税理士が嫌がる事を書いてみました。

他の税理士からも言われているという嘘

恋愛のテクニック的なところから来ているのでしょうか?

私は他の税理士にもモテるというイメージを相手に伝えることで、税理士をその気にさせたり、有利な状況にしたいということでしょうか?

ところが、「この会社の税理士顧問をぜひ私にさせてください」という話は、実際には聞いたことがありません。

はっきり言って逆効果です。

恐らく嘘なんだと思います。

個人的には私はこの話をされたら、「でしたら、その先生にお願いしては?」と言っています。

相見積もりは逆効果

相見積もりは逆効果です。少しでも顧問料を下げたい気持ちも分かりますが、相見積もり取られていることが分かると、税理士側のテンションは一気に下がります。

私の場合は相見積もりと言われた時点で、その話からは降りますと伝えています。

結局のところ、税理士同士が身を削るだけですから。

開業直後で資金が無いので・・・

開業直後で資金が無いのは分かりますが、月額数万円の顧問料すら支払えないのであれば、それは事業としての採算がそもそも合っていないことになります。

この場合はご自身で申告するか?確定申告時のみの税理士関与で十分です。

毎月の定価の顧問料は払えないけど、毎月見て欲しいというのは単なるワガママです。

予算〇〇円以内でやって!も同じ話です。

嘘をつく、ごまかす

税理士は嘘を付かれたり、ごまかされたりするのを最も嫌います。

過去の税務調査での指摘事項や、現時点での税務上の問題点など(例えば、実は売上を上げていない。無申告のケースなど)は、後ですぐに分かります。

正直に話してくれれば、その後に対応できることもあります。

また、前に関与していた税理士との解約した理由などについて、ご自身に原因がある場合は正直に話しましょう。

事務所HPや料金表などを調べていない

面談する税理士については事前に事務所HPなどは必ず見ておいてください。

料金表についてもあらかじめ確認しておいてください。

料金表についてもあらかじめ確認しておいてください。
そもそも、依頼者の予算感と税理士側の料金が大きくズレていた場合、面談自体が無意味なものとなってしまいます。

そして、その面談する先生の特徴や他の先生と何が違うか?は自分で調べておきましょう。

間違っても「先生と契約するメリットを教えてください」みたいな相手を試すような質問は絶対にしないでください。

面談日時を何度も変更する、ドタキャン

面談日時を何度も変更すると、税理士側も面談に対する意欲が下がります。

ドタキャンはもってのほかです。突発的な事故や体調不良はやむを得ない場合もありますが、ケースによっては、次の面談日程を設定してくないという場合もあります。

あと、繁盛期の面談は極力避けてください。

そもそも面談を受け付けていなかったり、日程の予約がほとんど取れないです。

税理士によっては年中面談している先生もいますが、色々な条件があったりします。

まとめ

色々と書きましたが、どれも当たり前のことだと思います。

毎月関与する顧問契約の場合、税理士と関与先は基本的には何年、何十年と長いお付き合いになります。

依頼者が税理士を選んでいるのと同時に、また税理士側も依頼者を選んでいます。

ペコペコする必要はありませんが、お金を払ってる方が偉い!的な態度は簡単に見破られます。

税理士も人間ですから、きちんとした方には誠実な対応をしますし、いい加減な方は避けるようになります。

無料だからといって面談をキャンセルしたり、少しでも料金を下げたくて、税理士を変更するたびに相見積もりも何社も取っている方は、ちょっと要注意です。

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