昨日2025年9月25日は税理士会の会場研修を受講してきました。
税務調査で調査官と納税者がモメて、どちらの言い分が正しいのか?という事例形式の話でした。

知っている内容はすぐに正解が分かるのですが、中には「どっち??」みたいな事例もありました。
実務では知らないこと(その場で即答できないこと)を聞かれることも多いですが、その回答するまでに、しっかりと確認すればいいだけのことです。
ただ、この確認をするかどうか?の判断をするには、今回の研修内容のような情報を仕入れておかないと、条文や通達、文献や判例などを確認せずに、独自の判断で回答→税務調査でひっくり返される、ということになってしまいます。
いつも書いていますが、「この話、税務上の問題点があったよなぁ」というアンテナに引っかかるか?が大切です。
このアンテナに引っかかるかどうか?は研修であったり自己研鑽でしか身に付きません。
今回の事例の話でも通達に改正があって、調査官の主張が旧通達の話で、実は間違っていた(納税者の主張が正しかった)というケースがありました。
税理士が改正内容を把握してなければ、納税者が負けていた可能性もあります。
改正内容には特に注意が必要ですね。
今回の研修は3時間研修でした。やはり会場で3時間受講すると一気に疲れました。
税理士受験生時代に休日ロング授業(朝10時~13時→昼休憩→14時~17時)を受けていたころの体力は、いったいどこへ行ったのでしょうか?