少し前に知り合いの士業の方より、「情報交換しませんか?という営業の話がよく来るが、こっちからしたら全然情報の交換になってない」という話がありました。
この「情報交換しませんか?」というワードは私もよく聞きます。
私は自分の方からこの人に会いたい!という事が少ないですが、会う場合は必ず報酬かそれに見合う情報提供することを心掛けています。ですので、特に関係性が薄い初対面の方には冒頭で「報酬が発生する場合は遠慮せずに請求してください」と必ず伝えています。
鋼の錬金術師の漫画で「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためにはどれと同等の代価が必要になる。‥」というセリフがあるそうです。
相手に対しても敬意を払うのは当然として、自分自身にもその代価を貰う権利がある・・・と最近では考えるようになりました。(税理士資格を持つ竹岡という人間を30分~1時間拘束するわけですから、それなりの金額が発生していると考えて、何ら不思議ではないはずです。)
やや偉そうな言い方になりましたが、現に顧問先のお客様からは毎月数万円という決して安くない報酬を頂く代わりに、こちらが時間や労力を使ってサービスを提供しています。何でもかんでも無報酬で行動するということは、これらの報酬を頂いているお客様に対しても失礼な話です。
ということで、少しずつではありますが、冒頭に書いたような情報交換(にならない)面談は極力減らしていこうと思います。
ただし、損得無しでも会いたいという関係性(昔からの友人知人)であれば、また別の話ですが。(プライベートであれば、損得無しで会うと思います・・・たぶん)