2026年も早いもので1月の後半になりました。まだ確定申告の準備を始めていない方はいませんか?
面倒なので放置すると、どんどん面倒くさくなってきますよ。
まずは、「レシートを分ける」だけの作業だけしてみませんか?
今回は白色申告の収支内訳書(売上や経費を記載する書類)の作成での集計方法についての話です。
青色の決算書作成をする方は、別の記事「税理士がコツを伝授!年間まとめての会計処理の手順」をご覧ください。
集計で電卓使用禁止ってどういうこと??
白色申告の収支内訳書は会計帳簿の作成が不要です。
売上と仕入、経費などを集計するだけです。
損益計算書だけを作成すれば良いということです。
なので、会計ソフトを使っていないという方が大半ではないかと思います。
余談ですが、我々税理士は複式簿記になれているので、貸借対照表を作成しない単式簿記はかえって作成しにくいです。(私だけではないはずです。)貸借対照表をしっかりと固めることで、損益計算書も出来上がってくるので。
そして、この集計についてですが、
電卓ダメってどういう事?そろばん?暗算するの?
ということではありません。
エクセルを使って集計するということです。
数字を入力するのは電卓でもエクセルでも同じです。
電卓は途中で手を止めると、どこまで計算したか分からなくります。
また、打ち間違いを確認する事ができません。
入力する際には、事前に大まかにレシートを種類ごとに分けるのがポイントです。
最初に大まかとレシートを分けることで、どんな支払の種類があるか?把握できます。
最初から種類の異なるレシートをエクセルに入力すると、入力する場所が毎回異なり、その度に入力カーソルを移動させることになります。
カーソルの移動が多くなると、入力する行を間違えて、隣の経費の欄に入力していた・・・なんてことも。
一方で、同じ種類のレシートであれば、数字とエンターキーの連打の繰り返しだけです。
多欄式表とは?
多欄式表とはこのような表のことです。

見本は分かりやすいように各科目に数字が入っていますが、入力するときは、先に大まかに分けた種類ごとのレシートを見ながら、同じ科目をひたすら入力していきます。
仕入であれば、仕入の金額をひたすら入力します。
数字入力、エンターキー、数字入力、エンターキーの繰り返しです。
レシートを分けるときは分ける、入力するときは入力する、やる作業をしっかりと分けるのがポイントです。
もっと集計を早くするには?
今回はエクセルに集計していく手順を説明しましたが、そもそもエクセルデータで取り込みができるようになれば、圧倒的にそちらの方が早くて正確です。
具体的には、
- クレジット明細をCSVデータとして加工する。
- ネットバンキングでCSVデータを加工する。
- 紙の資料からの集計を減らす。
ということです。
物理的なレシートからの入力量を減らすしかありません。
そのためには、現金支払いを預金支払やカード支払するなど、普段の入出金の導線を変えていく必要があります。
なかなか今までの取引の流れ、導線を変えるのは大変です。
一気に大きく変更せずに、まずは部分的に切り替えてみて、テストを繰り返しながら、徐々に取引導線を変えていってください。
