「お友達価格」とは、はっきりとした定義があるわけではありませんが、「お友達なので定価よりも安い金額で仕事を受ける又は頼む」という意味です。
このお友達価格については、色々な意見があると思います。本日は私自身の考え方を書こうと思います。
まず、自分自身が仕事を受ける側の立場として、自分からお友達価格を提案することについて考えてみます。
相手を応援したいという気持ちで仕事を受ける側からお友達価格を提案するケース、仕事を受ける側からの値引提案はアリだと思います。また、事業を立ち上げたばかりで顧客がおらず、身近な友達から仕事依頼を受けるために、お友達価格で引き受けるケース、これはやむを得ないと思います。(自分で自らの仕事の価値を下げているので、できれば避けたいケースです。)
次に自分自身が仕事を受ける側の立場として、相手からお友達価格を要求される場合について考えてみます。
知人や友人から仕事依頼があったので定価の価格提示をしたら、「お友達価格でやってよ!(値引きしてよ)」と言われるケースです……自分の仕事の価値が相手から低く見られているという事です。依頼する相手は「この人に頼みたい」というよりも「この人に頼んだら安くて済む」としか考えていない事になります。その様に自分のことを見ている友人からの仕事を受けたいと思いますか?
仕事依頼者からお友達価格の要求をした結果、料金は安く済んだけど、その相手から信頼されなくなる……信頼はお金では買えませんよ。