最近はペーパーレスによりクレジットカードなどの各種利用明細が電子化されています。銀行の預金通帳も紙で発行する場合は、料金が発生する銀行も出てきました。
このクレジットカード明細や預金の入出金記録をCSVファイルとして、会計ソフトで取り込めることかできます。これが結構便利です。(CSVファイルとは正式には「comma separated values」といいます。)
会計事務所の仕事として、預かった資料を会計ソフトに入力する作業があります。手書きの資料はともかく、パソコンで入力・出力された紙の資料を見ながら同じ内容を会計ソフトに入力することがあります・・・ただ写すだけの作業ですね。
CSVファイルを使えば、文字や金額の入力ミスは無くなります。金額の入力ミスが無いということは、当然に各科目の残高を合わせるという作業も無くなります。
もちろん、会計ソフトに取り込むためのエクセルデータの加工は必要です。また、会計ソフトに取り込み後の追加入力も必要な場合もありますが、全てを手入力するよりも作業時間と手間は格段に減ります。
その減った時間を利益予想や節税提案などのより付加価値の高い作業時間に充てることができます。