税理士登録してから約5カ月経過しました。改めて自分の税理士としての特徴を改めて考えてみました。
顧問先を訪問するのが好き
Webページのキャッチフレーズにもしましたが、結局「毎月訪問が得意な税理士」というのが、自分の税理士としての一番の特徴かなぁと思います。
税理士事務所業界歴は15年ぐらいになりますが、今までを振り返ってみて、自分がこの仕事をしていて、
「どんな時が一番充実しているか? やりがいを感じているか?」
というのを考えてみると、私の場合は
事務所内での事務作業 よりも、
お客さんの会社やお店に行って、お客さんと話をしているとき
が一番充実した時間であり、一番やりがいを感じているなぁと思います。
夏の暑い日、冬の寒い日、雨の日など移動がつらい日もありますが、それでもお客さんのところへ行って、税務や会計の話はもちろん、世間話を含めて、色々な話をするの時間は自分に取って有意義な時間だと感じています。(決して話上手なわけではありませんが。)
ほとんどの税理士は仕事が忙しくなったり、経営する事務所の規模が大きくなると、事務所内での仕事が増えて、外回りをする時間が無くなるというケースが殆どだと思います。
申告書作成などの税務業務は、税理士として大事な仕事であることは間違いないです。
しかし、もっと大事なことは「納税者の税金や経営に関する不安を取り除く」ことだと思っています。そして、経営者には本業の仕事に集中して欲しいと考えています。
外回りをすると事務所の中からは見えなかったものが見えてきます。やはり、自分の目で直接会社やお店を見ないと分からないものです。
特に社内の雰囲気や空気感などは現場でしか感じられません。電話やリモートではある程度しか伝わりません。やはり直接会うのがベストだと思っています。
税理士が毎月直接訪問するのは実は難しい
顧問先1件1件を税理士自らが直接訪問するというのは、簡単そうで実はかなり難しい事です。
税理士の所長先生は最初の契約のときに会っただけで、その後全然会っていないという話は頻繁に聞きます。特に規模を拡大している税理士事務所、税理士法人はそんなもんです。
別に事務所を拡大する事自体は否定しませんが、事務所を拡大すると所長税理士は顧問先と会わなくなるというのが今の税理士事務所業界の事実です。
私は税理士が訪問するのが当たり前だと考えていますので、これからも顧問先への訪問を続けたいと思います。