9月から開業してしばらく経ちましたが、営業電話がぽつぽつと掛かってくるようになりました。このホームページには電話番号を載せていませんので、日税連の税理士登録情報経由で新規開業税理士に当たりを付けて掛けてきているだと思います。今回は迷惑電話について書きます。
最近あった汚いやり方の営業電話
複合機のリースや保険代理店など様々ですが、とにかく迷惑です。中には何度もしつこく電話を掛けてくるケースもありました。着信拒否設定をすると、別の番号から掛けてきた人もいました。
そんな中でも最近掛かってきた営業電話がまぁまぁ汚いやり方だったので、少しやりとりを書いてみます。
竹岡「はい、竹岡ですが?」
営業「竹岡先生ですか?私は△△会社の○○と申しますが、実は今税務相談を受けたいという方がたくさんいまして、先生のいる地域の方もたくさんおられます。先生に相談に乗っていただけませんでしょうか?」
竹岡「今は忙しいので相談に乗れません。」
営業「お忙しいんですか?いつ頃相談に乗っていただけますか?」
竹岡「もうずっと忙しいので無理です。」
営業「忙しいというのは、先生の事務所全体のキャパの問題ですか?何が原因で相談に乗れませんか?」
竹岡「忙しいので切ります。失礼します。」
この手法の営業はTwitterで知っていた
この営業電話に対して、なぜ私がこのような態度を取ったのか?というと、実はこの手法の営業のことをあらかじめTwitterを見て知っていたからです。
普通ならこんな話があれば飛びつきます。
「顧問先が増えるかも」「飛び込みの仕事が来るかも」と思うのは当然です。予備知識がある私ですら一瞬話を聞こうかなと思うほどです。
やはり仕事に繋がる、報酬になると思う話にはついつい反応していまいます。
この手法の営業電話は最後の最後に税理士紹介会社を名乗ります。そして、紹介料の話になります。または、紹介する代わりにこの複合機をリース契約してくださいなど、結局こちらが先にお金を支払うパターンです。
最初にやり方が汚いと書いたのは、最初に税理士紹介会社だと名乗らず話を出してくるからです。
もっと酷いケースは相談人本人のように装って面談にまで持っていく場合もあります。完全に士業側を騙そうとしています。
冷静に考えると、赤の他人が自分のところにおいしい話を持って来るなんてことは、まずありません。
士業の先生方は営業が苦手な人が多いので、このような紹介会社からするとカモです。資格を持たない彼らに主導権を握られないためにも、紹介会社の誘惑には乗らないようにしたいものです。