売れるまでは店舗や従業員は要らない

事業を始めると「まずは店舗テナントを借りて、拠点を作る」という判断をされる経営者は多いです。

本当にその店舗は必要でしょうか??

確かに業種によっては店舗がないと商売にならない!という商売もあるかと思います。

ですので、どこかの時点で店舗を構えるというのは間違いではありません。

問題は、「どの時点で店舗を借りるのか?」ということです。

開業直後は売上が目標金額に達するのか?が分からない状態です。

そのような状態のときに、店舗テナントという大きな固定費が掛かるような契約をしらたダメだということです。

従業員を雇用するのも同じです。

売上が立つか?分からない開業直後に大きな固定費となる従業員を雇用しらたダメだということです。

ここで、よくある一般的な反論意見として、

そうは言っても、店舗が無くて、従業員がいなかったら、上がるはずの
売上を逃してしまわないか?

という意見です。

店舗テナント代や従業員給与を支払えば、手元に残る利益は少なくなります。

そして、何より一番怖いのが、(対策を何もしなければ)売上はそんなに簡単に上がりません。

そのときは頑張って売上を上げる!何とかする!

・・・もうギャンブルです。出たとこ勝負になっています。

一度店舗テナントを借りたり、従業員を雇用すれば、簡単には撤退できなくなります。

開店したものの、思ったとおりにいかない。そこからどうするか?を考え出すという経営者の方、非常に多いです。

本来は開業前に検討することをしていないのが原因です。

  • 利益率はどれくらいなのか?
  • 固定費がいくらかかるのか?
  • 売上は最低限いくら見込めるのか?
  • 資金はどれくらい必要なのか?

すべて事前に検討できた項目のはずです。

業種業態問わず、お店が潰れる、会社が倒産するのは、現金が無くなったときです。いくら赤字を出しても、現金さえあれば、いくらでも続けることができます。

ちょっと、言い方は悪いですが、古いビルの1階で売れなさそうな雑貨とかを売っているお店が、なぜ潰れないのか?

固定費がほぼゼロなんだと思います。

なので、売上が低くても潰れない。

もしかすると他に収入があって、極端な話、売り上げがゼロでもお店を維持できているのかもしれません。

儲かっているかどうか?の視点では良くない状態かもしれませんが、固定費がほぼゼロというのは、お店の継続という側面からすると素晴らしい状態です。

開業前、起業するときにどうやって売上を上げるのか?を考えるのが重要です。
同時に、倒産を防止するために固定費を極力下げる手段を取ることも、また重要です。

繰り返しになりますが、売上が上がるか分からない状態から、店舗を借りたり、従業員を雇用すれば、倒産する可能性は一気に上がります。

最初は店舗無しからスタートする。レンタルオフィスや間借りすることも有効です。

売上が上がってきて、これなら店舗を借りても大丈夫!の状態になったら、その時点で店舗を借りればいいわけですから。

従業員についても、同じです。最初は外注として依頼する。正社員ではなくてアルバイトとして雇用する。段階を踏んでください。

お店や会社を経営するなら、店舗があったり従業員を雇用していた方が何となく体裁が整っている感じがします。

何となくの体裁よりも、自分の事業にとって何が必要か?何が不要か?はしっかりと検討する必要があります。

その新しいテナント店舗は本当に必要ですか?

その従業員の方は本当に必要ですか?

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この記事を書いた人

竹岡良晃税理士。売上アップのパーソナルトレーナー税理士。中小企業の経営問題について、傾聴力を駆使して問題解決をサポートする活動を行っている。

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