「経費を下げることは売上を上げることと同じ」、ベタな言葉ですけど、これ核心をついているんですよね。私自身も売上アップのパーソナルトレーナーという肩書で日々活動していますが、売上を上げるというのは簡単な話ではありません。試行錯誤してようやく上がるのが売上です。
一方で経費を下げるというのは、売上を上げることに比べると簡単な部分もあります。売上は入金で外部との関わりが影響しますが、経費は支払の側面なので自社内で完結する話がほとんどです。ただし、固定費下げて~という言葉は会計でよく言われていることですけど、口で言うのは簡単で実際に実行するのは意外と難しいです。
固定費を減らせない理由はさまざまですが、その理由の一つが特にテナント家賃の場合は「移転が面倒」だからです。私自身の来月6月中に自宅へ事務所を移転しますが、3月決算の仕事がまだ残っているというもっともらしい理由を付けて、引っ越しの準備を全然していません。
私のような1人事務所でさえこれだけ面倒ですから、それなりの規模の店舗や会社であれば、移転が億劫になるのは猶更です。
私の事務所の移転理由は家族と過ごす時間を増やすということもありますが、何より事務所家賃が浮くという理由が大きいです。私の現在の事務所物件はワンルーム事務所ですが、家賃と水道光熱費だけでも5万弱です。本来はここに事務所駐車場1万円が乗ってくると思います。(結局駐車場はコインパーキングを使っていますが)
タイトル通り、この家賃の支払が無くなる=売上が上がることになります。移転後の毎月ですからね、この差は本当に大きいです。
少し前にも書きましたが私自身も「現在の事務所からの移転が面倒」と思う部分もありましたが、ベタな「固定費減らして~」を自ら体現するために、事務所移転の決断をしました。
まぁ何度も書いていますが、また事務所を借りる必要が出てくれば、再度借りればいいだけの話ですから。気楽に行きます!