YouTube税理士の「こんな税理士はダメ」という投稿をよく見かけますが、我々税理士側からすると、そのような発言をしているYouTube税理士の方がダメと思うことが多いです。(竹岡1人の感想ではなくて、他の多くの税理士がその様に思っています。)
※中には真面目にYouTubeを配信している税理士もいます。今回の話は以下のような過激で悪質な内容を投稿している税理士の話です。
特にグレーというよりはクロの方法で節税(クロですので正確には脱税)を促すようなYouTube税理士もいます。彼らは再生回数を稼ぐために過激な内容を投稿しています。私もときどき勉強?のために見ますが、まぁアウトでしょうねという内容がほとんどです。(世間一般の方も見ているので、話題に対応するためにときどき見ています。)
先日の「無資格者には責任が無い?」でも書きましたが、過激なYouTube税理士についても同じことが言えます。YouTubeを見ている社長とは顧問契約していないので、そのYouTube内容について後日税務調査等で問題が発生したとしても、その責任をYouTube税理士が取ることはありません。責任がないので、あのような過激な内容をどんどん配信しているというわけです。
先日、一般の方との話の中でこのような過激なYouTube税理士の話題となりましたが、感想を聞くと、「さすがにマズいですよね」という感じでした。やはり一般の方から見てもダメだという認識のようです。
ただ残念なことに一部の社長や個人事業主は、このような過激な内容を見て「うちの税理士はこのYouTubeで言ってた節税方法を教えてくれない!」とか「この節税方法を認めてくれない!」と思って、「うちの顧問税理士はダメだ」と思うケースが数多くあります。
ハッキリ言って、この一部のYouTube税理士のおかげで我々善良な税理士が迷惑しているのが現状です。冒頭にも書きましたが、私だけでなく、他の多くの税理士先生がそのように感じでいます。
ぜひ税理士会のほうからも、このような過激な発言をする税理士に対して何らかの処分を下してほしいものです。