売上アップのパーソナルトレーナー

経営相談しやすい枚方の若手税理士

Home » 税理士事務所 » 確定申告の資料受付期限について

確定申告の資料受付期限について

calendar

以前に書いた「3月の新規確定申告は受け付けてくれない」の記事でも書いていますが、3月に入ってからの新規確定申告の受付はかなりギリギリのスケジュールです。ほとんどの事務所が3月15日の直前まで既に受けた仕事をしていますので、実質的には3月に入ってからの新規受付は無理というのが私個人の感覚です。

が、Twitterで他の先生が見つけた事務所ではどうやら3/9まで新規受付をしているところがあるらしいのです。私には考えられませんが、今回は3/9に新規受付をした場合について私自身が思うことを書きます。

3/9から3/15までは7日間しかない

今年2023年の場合、3/9から3/15まではたった7日間(3/9と3/15の当日を含む)しかありません。土日を除くと5日です・・・・この時点では私が仮に受けるとしても、二か所給与のみ、医療費の還付のみなど簡単な申告かつ資料が完全に揃っている状態でしか受けません。(そもそも3/9時点で新規の受付は絶対にしませんが)

Twitterで他の方も書かれていましたが、「土日も作業する」が前提となっていることです。所長自身が土日の休日出勤するのは勝手ですが、職員が担当する場合は社員を休日出勤させるということになります。果たしてそれでいいのか?ということです。

新規の場合は色々と手間が掛かる

確定申告に限らず、初回というのは色々と手間が掛かります。各種届出の有無の確認、取引全体の把握、個別の注意点の確認、そして税務ソフトへの登録作業など初年度は申告処理をするための土台ベース部分をまず作る必要があります。これが意外と時間と手間を取られます。

基本的には前年の資料を参考に・・・・となるところが、その前年資料が無いわけですから、時間が掛かるのは当たり前です。そのような状況で作業する新規の申告の受付を申告期限直前の3/9まで受け付けるということが大変リスクのある行為です。

ギリギリ間に合ったらいいんじゃないの?

集合時間にギリギリ、提出物の期限にギリギリ、ちょっと遅れても出せばいいじゃん。申告も「ギリギリ3/15に間に合ったらいいんじゃないの?」と考える方が残念ながら一定数います。

私たち税理士は3/15の申告期限は1日もずらせません。

申告業務を受けたものの、「やっぱり間に合いませんでした」「できませんでした」では通らない世界です。3/15の期限は何があっても死守です。

昔の勤務時代ですが、色々と顧客側に問題があって、会社の申告を申告期限当日におこない、申告直後に納付をしてもらったという経験があります。

私は一担当者でしたが、その前日は「もし明日申告できなかったらどうしよう」と考えてしまい、ほとんど寝られませんでした。あんな経験は二度としたくありません。

結局色々と考えると冒頭の3/9まで新規受付をしているというのが、私には到底理解できません。

申告の準備は早め早めにお願いします。

最寄駅 JR藤阪駅から600M(徒歩8分)

最寄駐車場 東洋カーマックス藤阪中町駐車場190M

タイムズ王仁公園第1駐車場から450M

(東洋カーマックス藤阪中町駐車場が最も近いです。タイムズ王仁公園第1駐車場の方が空いています。)

この記事をシェアする

関連記事

folder WordPress、ネット関係

more...

folder 税理士事務所

more...

folder 趣味、生活

more...

folder 税理士試験

more...

folder 修士論文、大学院

more...