私自身も含めて人間の思い込みというのはとても不思議なもので、他人から見たら??と思うような事が沢山あります。今回は訪問先の社長との会話で??と思ったときの話を部分的に書きます。
先日、決算報告で顧問先の社長と面談した際に、翌期の業務予想の話の中で「仕事の話は取引先から言われているが、注文を断っている」という話が出てきました。
普通の人なら「そうなんですか」「もったいない話ですね」というような返事をしてこの話題は終了ですが、私は「なぜ○○○○○○○○ですか?」と社長に質問しました。
○○に入る内容は大体検討が付くと思いますが、何気ないこの質問が非常に重要です。
先程書いたように私が「そうなんですね、注文を断るのはもったいない話ですね」と返事したり、その後の重要な質問の仕方を間違えていたら、今回の新規設備投資の話は絶対に出てきませんでした。
この後の社長との具体的な会話は、個別の内容なのでここでは書けませんが、結果として新しく設備投資をすることになりました。
断っていた仕事を受ければ売上は間違いなく上がります。またこの会社の業種の特徴として、売上さえ上がれば確実に利益が出ますので、利益が出るのもほぼ確定しました。
諸事情があり設備投資による具代的な売上アップ金額や増える利益金額を予想するところまでは話をしませんでしたが、今後の会社の売上が実際に数字として上がってくるのがとても楽しみです。
まだまだ売上コンサルを実施した件数は少ないですが、自分がコンサルすることで顧客の会社の売上アップに貢献できるということは、税理士としてこれ以上嬉しいことはありません。
今後も顧客の売上を伸ばすためのコンサル技術について勉強していこうと思います。
今回の記事を読んで、「うちの会社でもちょっと話を聞いてくれないかなぁ?」と思われた方は、問い合わせフォームからお問い合わせください。