開業したのが2022年9月1で、もうすぐ3年目が終わり4年目に入ります。仕事に関しては順調と言えば順調なのかもしれませんが、自分ではもう少しうまく行っている予定でした。まぁそんなに甘くはないですよね。これが今の実力だと思います。もっと頑張らないといけませんね。
営業に関しては、事務所HPやSNSで過去に蒔いたタネが少しずつ芽が出ているのを実感します。事務所HPとSNSは継続による効果は出ています。
ただ、一方で何となく「このままでいいのかなぁ?」と考えることが最近多くなりました。
もちろん生活費を稼ぐ、家のローンを返す等々でお金は必要ですので、今の事務所の運営内容をガラッと変えるのは現実的ではありませんが、少しずつ少しずつ在りたい事務所へ変えていく必要はあります。(開業当初から理想像がどんどん変わってきていることもありますが)
先日も近畿税理士会の研修の中でAI時代の税理士像についての議論がありました。その中で書類作りの作業は完全にAIに置き換わるという話でした。これは他の税理士も同じことを言っています。この流れは間違いないということです。
また、これは極端な例ですが、エストニアのように自分で税金を計算する申告納税方式から、役所が勝手に計算した税金を納める賦課課税方式(自動車税や固定資産税などはこの方式)に税制が変われば、税理士はお払い箱となります。
現在の税制がひっくり返る可能性は極めて低いですが、世の中何が起こるか分かりません。先日の選挙でも自民党が多くの議席を失いました。少しずつ世の中は動いています。5年10年では変わらなくても、20年30年後はどうなっているか?誰にも分かりません。
公認会計士で税理士の小山あきひろ先生がYouTubeの中で、「税理士というのは単なるスキルである」と仰っていました。他にも読んだ書籍の中で「税理士であるあなたの仕事は申告書を作ることですか?」と。
少し前に、GoogleMapの管理を全くしていないお客さんにその管理方法を教えてあげると、大変喜ばれました。「税理士だからといって税金の話ばっかりする必要もない」と改めて感じました。
7月8月は申告が続くので、上に書いた書類作り作業となりますが、直近の仕事はせなあかん仕事として割り切ってするとして、1日のうちの30分~1時間でも税務以外の分野への投資(今はYouTube発信についてですかね?)は継続していきます。